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COLUMNコラム

自動車整備分野特定技能1号・2号評価試験 試験スケジュール ※随時更新

2024.08.22

 中小・小規模事業者をはじめとした深刻化する人手不足に対応するため、生産性向上や国内人材の確保のための取組を行ってもなお人材を確保することが困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性・技能を有し即戦力となる外国人を受け入れる制度が平成31年4月1日から施行され、新たな在留資格である「特定技能」ができました。
 自動車整備分野は、「特定技能1号」による受入れが可能となり、令和元年12月3日からフィリピン共和国において自動車整備分野特定技能1号評価試験を開始し、国内においては令和2年9月25日から、ベトナム社会主義共和国においては令和6年5月24日から実施することとなりました。
 また、自動車整備分野は、「特定技能2号」による受入れも可能となり、令和6年7月16日から国内において自動車整備分野特定技能2号評価試験を開始することとなりました。
 
新たな在留資格については、次のリンクをご参照ください。

◆法務省:新たな外国人材の受入れ及び共生社会実現に向けた取組(在留資格「特定技能」の創設等)
→ WEBページへ >外部リンク

◆国土交通省:自動車整備分野における「特定技能」の受入れ
→ WEBページへ >外部リンク

| 1. 特定技能外国人を受け入れについて

(1)試験

特定技能1号評価試験

①と②の試験に合格する必要があります。

①試験により技能及び業務上必要な日本語の能力評価

「自動車整備分野特定技能1号評価試験」又は「自動車整備士技能検定試験3級」

②日常生活で必要な日本語能力の評価

「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)」又は「日本語能力試験(JLPT)のN4以上」

「国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)」の情報はこちらからご覧いただけます。
  https://www.jpf.go.jp/jft-basic/
「日本語能力試験(JLPT)」の情報はこちらからご覧いただけます。
  https://www.jlpt.jp/

特定技能2号評価試験

下記の試験に合格する必要があります。

試験により技能及び業務上必要な日本語の能力評価

「自動車整備分野特定技能2号評価試験」又は「自動車整備士技能検定試験2級」


(2)技能実習からの移行
特定技能1号評価試験

「自動車整備職種、自動車整備作業」の第2号技能実習を良好に修了した方は、上記、特定技能1号評価試験の(1)の①②の試験は免除になります。
また、職種・作業の種類にかかわらず、第2号技能実習を良好に修了した方については、上記、特定技能1号評価試験の(1)②の試験は免除になります。


| 2. 試験の概要等

Automobile maintenance field specified skills evaluation test (i) summary
Automobile maintenance field specified skills evaluation test (ⅱ) summary

(1)試験の範囲

特定技能1号評価試験
 特定技能1号評価試験の範囲は、自動車のシャシ、エンジンに関し、次に掲げる範囲とする。

①学科試験の科目

 1.構造、機能及び取扱法に関する初等知識
 2.点検、修理及び調整に関する初等知識
 3.整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法に関する初等知識
 4.材料及び燃料油脂の性質及び用法に関する初等知識

②実技試験の科目

 1.簡単な基本工作
 2.分解、組立て、簡単な点検及び調整
 3.簡単な修理
 4.簡単な整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い

特定技能2号評価試験
 特定技能2号評価試験の範囲は、自動車のシャシ、エンジンに関し、次に掲げる範囲とする。

①学科試験の科目

 1.構造、機能及び取扱法に関する一般知識
 2.点検、修理、調整及び完成検査の方法
 3.整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法に関する一般知識
 4.材料及び燃料油脂の性質及び用法に関する一般知識
 5.保安基準その他の自動車の整備に関する法規

②実技試験の科目

 1.基本工作
 2.点検、分解、組立て、調整及び完成検査
 3.一般的な修理
 4.整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い


(2)特定技能評価試験の形式、問題数及び試験時間

試験の形式はCBT方式で問題数及び試験時間は、次のとおりです。

特定技能1号評価試験

①学科試験の形式、問題数及び試験時間

 1.出題形式は、真偽法(○×式)
 2.問題数は30問、試験時間は60分

②実技試験の形式、問題数及び試験時間

 1.出題形式は、図等を用いた状況設定において正しい判別、判断を行わせる判断等試験により行います。
 2.問題数は3課題で、複数の設問を設け、試験時間は20分

特定技能2号評価試験

①学科試験の形式、問題数及び試験時間

 1.出題形式は、選択法(四択式)
 2.問題数は40問、試験時間は80分

②実技試験の形式、問題数及び試験時間

 1.出題形式は、図等を用いた状況設定において正しい判別、判断を行わせる判断等試験により行います。
 2.問題数は3課題で、複数の設問を設け、試験時間は30分


(3)合否の基準

特定技能1号評価試験
 学科試験は正解数が出題数の65%以上、実技試験は得点合計が60%以上

特定技能2号評価試験
 学科試験は正解数が出題数の60%以上、実技試験は得点合計が60%以上



(4)試験問題(Test questions)

特定技能1号評価試験
 ①学科試験問題の例(Example of the Theory test questions)

 ②実技試験問題の例(Example of the Practical test questions)

特定技能2号評価試験
 ①学科試験問題の例(Example of the Theory test questions) 解答(Theory test-Answer)

 ②実技試験問題の例(Example of the Practical test questions)


| 3. 合否の通知方法

試験実施後30日以内を目途に、日整連のウエブサイトに試験合格者のID番号を公表します。
なお、合格者と受入れ機関で雇用契約が結ばれることが決定した場合は、受入れ機関を通じて受験者に試験合格証明書を交付します。


| 4. 受験料等について

特定技能1号評価試験
(1)受験料 フィリピン 1,700PHP ベトナム 710,000VND 日本:4,300円(税込)

(2)合格証明書交付手数料 16,000円(税込)


特定技能2号評価試験
(1)受験料 日本:4,800円(税込)

(2)合格証明書交付手数料 16,000円(税込)


なお、合格証明書交付手数料については、受入れ機関の負担でお願います。


| 5. 試験実施情報(Test information)

About the Specified skills evaluation test (i)
About the Specified skills evaluation test (ⅱ)

※最新の試験日程は、こちらからご覧いただけます。
Click here for the Test Dates(The Philippines)
Click here for the Test Dates(Japan)


| 6. 受験の申込みについて(Application for the test)

受験申込サイトは、日本語を含めて12か国語が選択できます。
詳細な試験案内と試験予約はこちらから ↓↓↓
You can choose 12 languages including English in the Test Application Site.
Click here for details and application

 
特定技能1号評価試験 Specified skills evaluation test (i)
PROMETRIC  


特定技能2号評価試験 Specified_skills_evaluation_test_(ⅱ)
PROMETRIC  

◆参考
    日本国内試験会場一覧(日本語)
   受験申請サイト(PROMETRIC)のユーザーガイド(日本語)
    ユーザーガイドの特記事項(日本語)
    試験当日の流れ(日本語を含めて12か国語が選択できます。)

◆Reference
    User Guide for the Test Application Site (English)
    User Guide [Special Notes] (English)
    On The Test Day(You can choose from the total of 12 languages, including English.)


| 7. 試験結果(About the test results)

試験結果情報(Test results information)こちら


| 8. 試験合格証明書について

合格者と受入れ機関で雇用契約が締結され、受入れ機関からの申請によって合格証明書の交付を受けることができます。
合格証明書の交付申請は、受入れ機関に限られています。(登録支援機関による代理申請は可能です。)

If an employment contract has been concluded between the Successful Candidate and the Automobile Repair and Maintenance Company, a Certificate will be issued to the Successful Candidate through the Automobile Repair and Maintenance Company.
The application for the issuance of a Certificate must be taken by the Automobile Repair and Maintenance Company. It is mandatory.

申請にあたっては、こちら一般社団法人 日本自動車整備振興会連合会(日整連) のHPをご参照ください。