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フィリピン日本語文化学院・日本語センターフォンデーション
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フィリピン日本語文化学院・日本語センターフォンデーション
フィリピン日本語文化学院(PIJLC)は、日本語教育機関として、比日両国民の間の友情、尊敬、相互理解の促進に努めています。
フィリピン日本語文化学院(PIJLC)は、日本語教育機関として、比日両国民の間の友情、尊敬、相互理解の促進に努めています。
フィリピン日本語文化学院(PIJLC)は、1992年、元駐日フィリピン大使ホセ・S・ラウレル3世が理事長を務める比日友子財団(PJFF)によって設立されました。その設立目的は、フィリピン人に全日制の集中日本語教育を施すことにより、日本の高等教育機関に入学できるだけの日本語力を付けさせることであります。
ラウレル元大使自身かつて日本に留学したことがあり、他に留学生同様、日本で教育を受けるには日本語習得という困難な壁を克服しなければならない、ということを痛感していました。その困難さの核にあるのが漢字であり、日本で学ぶには2000以上の漢字を習得しなければなりません。
漢字の習得は、中国、台湾、香港といった漢字圏からの留学生やシンガポール、インドネシア、タイから派遣される中国系の留学生にとっては、大きな障害となりません。ところが、非中国系であるフィリピン人にとっては、大きなハンディとなっているのです。どんなに優秀なフィリピン人にとっても漢字の読み書きは難しく、これが日本に留学する際の重大な障害となっています。
そこで、日本留学を希望するフィリピン人に、しっかりとした日本語予備教育を施すために、本学院が設立されました。他の東南アジア諸国に目をやれば、日本の高等教育機関に留学した者が経済、商業、科学技術、研究開発、国際協力等の分野において活躍しており、この点においてフィリピンは遅れをとっています。
だからこそ、日本に留学するフィリピン人を増やす必要性があり、そのためには日本語習得という困難な壁を克服する必要があるのです。
そこで、本学院では9か月の集中日本語コースを付設、日本国内での留学生日本語教育同様、日本式の規律と勤勉を培う日本語教育を行っております。 国際交流基金が実施している日本語能力試験を目標に、日本語の読み書きを教え、数多くの練習と試験によって、多くのことを暗記させています。
このような留学予備教育として「集中日本語コース」だけで出発した本学院ですが、フィリピンでの日本語教育のニーズの高まりに応えるために、「上級コース」と「翻訳コース」を開講し、さらに、フィリピン人の日本語教育を育てるために「教師養成コース」を設けました。 また、日本語教材の作成も始め、職業別教材の開発もしています。
Floor, Dominion Building 833 A. Arnaiz Avenue, Makati City