郡山のラーメン店が選んだ、特定技能外国人という選択

2025.07.02

本日は、福島県郡山市のラーメン店における、特定技能外国人の受け入れ事例をご紹介いたします。
 

今回取材させていただいた所属機関では、2021年6月より特定技能外国人の受け入れを開始されました。制度が創設された2019年4月からわずか2年後のことであり、比較的早い段階から外国人材の採用に取り組んでこられたことがうかがえます。
 

当初の採用理由は、慢性的な人手不足に加え、日本人アルバイトの安定的な確保が難しかったことが背景にありました。そうした課題に対応するため、特定技能制度を活用し、まずはベトナム人2名を採用されたのがきっかけです。残念ながら、そのベトナム人の方々は関東・関西での就職を希望し、3年目に退職となりましたが、在籍中は真面目に仕事へ取り組み、大変貢献してくれたとのことです。
 

その後に採用されたフィリピン人材は、「明るさ」と「真面目な性格」で、日本人スタッフにも良い刺激を与え、店舗全体の雰囲気向上にも大きく貢献しているそうです。
 

現在では、特定技能外国人の受け入れが離職率の改善につながっており、採用コストについても日本人採用と大きな差はなく、定着率の高さも含めて、大きなメリットを実感されています。
 

写真撮影にも快く応じてくれたフィリピン出身のミゲルさんは、いつも明るい笑顔で丁寧な対応が印象的です。先日お伺いした際も、調理を一人でこなし、配膳も手際よく対応されていました。
 

今後のさらなる活躍を期待しています。ミゲルさんの夢は、特定技能2号を取得し、ご家族を日本に呼び寄せることだそうです。私たちもその夢の実現に向けて、引き続き全力でサポートしてまいります。一緒に頑張っていきましょう!

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