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2019.02.19

特定技能ビザを取得する際の要件の一つとなる予定の「特定技能評価試験」に関してみていきたいと思います。

(目 次)
特定技能ビザとは
特定技能評価試験とは...
日本語能力水準の試験
技能試験
まとめ
特定技能ビザとは.....

移民政策をおこなっていない日本では外国人の単純労働は原則として禁止されています。

しかし深刻な人手不足に対応するために、2019年4月より「建設」「宿泊」「農業」「介護」「造船」など14の分野で単純労働を含めた就労を認める「特定技能」という在留資格が認められます。

特定技能の資格を取得するためには、「技能実習を修了すること」又は「特定技能評価試験に合格すること」のいずれかを満たす要件が検討されています。

(在留資格の特定技能に関しましては『特定技能ビザとは』で詳しくご説明しています)

特定技能評価試験とは

特定技能評価試験とは、各職種ごとの業界団体が国が求める基準をもとに、「技能水準」と「日本語能力水準」の試験を作成し実施される試験です。

技能試験が始まる時期は以下のように予定されています。

2019年4月 宿泊業、介護業、外食業
2019年10月 飲食料品製造業
2019年秋以降 ビルクリーニング業
2020年3月まで 残りの9業種
14業種共通の日本語能力判定テストは2019年から始まる予定です。

当面は9カ国での実施が検討されています。

特定技能1号技能試験開始予定時期

2019年4月 特定技能評価試験実施予定場所
分野 実施場所(予定)
介護 ベトナム、フィリピン
宿泊 日本
飲食 日本、ベトナム

日本語能力水準の試験

日本語能力の水準は「日本語能力判定テスト」又は「日本語能力試験」で判定されます。

それでは、「日本語能力判定テスト」と「日本語能力試験」がどのようなものなのかをみてみましょう。

日本語能力判定テスト
日本語能力判定テストは、特定技能1号としての受入れに必要となる基本的な日本語能力水準を判定するために国際交流基金が開発・実施する試験です。

これに合格した者については、ある程度日常会話ができ、生活に支障がない程度の能力を有するものと認められることから、基本的な日本語能力水準を有するものと評価されます。

評価方法

実施主体:独立行政法人国際交流基金
実施方法:コンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式
実施回数:年おおむね6回程度、国外実施を予定

試験の適正な実施を担保する方法

日本語能力判定テストは、試験実施に必要な設備を備え、国外複数か国で大規模試験の実施実
績があり、かつ、替え玉受験等の不正受験を防止する措置を講じることができる試験実施団体に業務委託することで適正な実施が担保されます。

日本語能力試験
日本語能力試験は30年以上の実績があり、また、国外実施における現地の協力団体は各国の大学や日本語教師会といった信頼性の高い団体です。

日本語能力の基準は原則、日本語能力試験の「N4」とするとされています。

日本語能力試験にはN1、N2、N3、N4、N5の5つのレベルがあります。いちばんやさしいレベルがN5で、いちばん難しいレベルがN1になります。

「N4」レベルとは、基本的な日本語を理解することができるレベルです。

例えば「読む能力」は、基本的な語彙や漢字を使って書かれた日常生活の中でも身近な話題の文章を、読んで理解することができるレベルです。

「聞く能力」は、日常的な場面で、ややゆっくりと話される会話であれば、内容がほぼ理解できるレベルです。

(日本語能力検定 N1~N5の目安)

300時間程度の学習で到達できるレベルと言われています。

建設と農業は「N4まで求めない」として、さらに日本語が苦手な人でも受け入れる予定になっています。

例えば農業では「除草剤を持ってきて」という質問に該当する写真を選択できれば採用するとされています。

評価方法

実施主体:独立行政法人国際交流基金及び日本国際教育支援協会
実施方法:マークシート方式
実施回数:国内外で実施。国外では 80 か国・地域・239 都市で年おおむね1回から2回実施(平成 29 年度)

試験の適正な実施を担保する方法

同試験は 30 年以上の実績があり、また、国外実施における現地の協力団体は各国の大学や日本語教師会といった信頼性の高い団体であり、主催団体が提供する試験実施マニュアルに即して、試験問題の厳重な管理、試験監督員の研修・配置、当日の本人確認や持ち物検査の実施等、不正受験を防止する措置が適切に講じられています。

技能試験

特定技能1号の技能水準は、受入れ分野で即戦力として活動するために必要な知識又は経験を有することされています。

業所管省庁が定める試験等によって確認します。

自動車整備業の場合、日本語で知識を問う筆記試験と、実際の整備作業の試験が実施される予定です。

試験は自動車整備士3級に相当するかを測定する内容となる予定です。

各分野の技能評価試験
建設分野特定技能評価試験

まとめ

特定技能評価試験に関しましては、2018年12月31日時点ではまだ詳しい内容がわかっていません。

2019年4月に新設される在留資格「特定技能」に向けて、詳しい情報が入り次第、こちらのページに随時追記していきたいと思います。

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