【重要なお知らせ】職場における熱中症対策の強化について
2025.06.17
【重要なお知らせ】2025年6月1日より施行|職場における熱中症対策の強化について
厚生労働省より、労働安全衛生規則の改正が発表されました。これにより、2025年6月1日から、職場における熱中症の予防措置が強化され、一定の条件下では新たな義務対応が求められます。
適用対象となる作業条件:
・ WBGT値が28℃以上または気温が31℃以上の環境下
・ 当該条件下で1時間以上の連続作業または1日あたり4時間以上の作業
受入企業・監理団体が行うべき対応:
1- 熱中症の兆候がある者や発見者が即時報告できる体制の整備
2- 以下を含む具体的な対応手順の策定と周知:
+ 作業の一時中断
+ 冷却措置の実施
+ 医療機関での受診・処置
+ 緊急連絡先や搬送先の事前共有
作業の一時中断
技能実習生・特定技能などの外国人労働者を含む全従業員への周知
本対応は義務化されており、労働関係法令の遵守状況にも影響する可能性があります。
特に建設、農業、食品加工など高温環境下での作業が多い分野において、早急な体制整備と社内マニュアルの見直しを推奨いたします。
労働安全衛生規則の一部を改正する省令の施行等について: https://www.mhlw.go.jp