ベトナム全国の一般教育学校で日本語教育を展開
2025.05.05
2025年から2034年にかけて、ベトナムは全国の小学校から高校までの一般教育課程で日本語教育を段階的に導入する計画です。
最近、ベトナム教育訓練省のグエン・キム・ソン大臣と在ベトナム日本国大使の伊藤直樹氏が、日本語教育に関する枠組み協定に署名しました。

この協定に基づき、在ベトナム日本国大使館とベトナム教育訓練省は、小学校および中等教育における日本語教育の推進に向けて協力します。
2025年から2034年の期間中、ベトナム全国で小学校3年生から高校12年生までの各学年において、日本語教育が実施される予定です。
学習者のニーズや現地の実情に応じて、各地方自治体は、特定の小学校や中学校で日本語を第一外国語として教えることを検討し、生徒が学習課程を円滑に修了できるよう連携を図ります。
また、現在中学校や高校で第二外国語として日本語を教えている地域では、引き続き必要な支援を行い、日本語教育の安定的な継続を確保します。
この枠組み協定の実施にあたり、日本側は予算の範囲内で日本語を教えている学校への支援を行います。
さらに、日本は可能な範囲で、日本語教育プログラムの完成や教科書の編纂を支援するために日本語専門家を派遣し、必要な教材や参考資料を提供します。
加えて、日本語専門家を一般教育学校に派遣し、ベトナム人日本語教師向けの研修を実施し、必要に応じて授業の補助を行います。日本語能力向上のための研修も推進されます。
これに先立ち、2013年5月に日本とベトナムの政府間で、日本語教育に関する覚書が締結され、中等教育での日本語教育の発展と小学校での導入が合意されました。
2016年2月には、在ベトナム日本国大使館とベトナム教育訓練省が、日本語教育に関する枠組み協定に署名し、10年間にわたる小学校および中等教育での日本語教育の実施が決定されました。
ベトナム教育訓練省によると、ベトナムでは2003-2004学年度から第二外国語として日本語教育が試験的に導入され、2016-2017学年度からは一部の一般教育学校で第一外国語として教えられています。
2021年には、全国の生徒が小学校3年生から日本語を選択できるよう、日本語の一般教育課程が制定されました。
2024年には、初の日本語オリンピックが開催されました。
出典:Zing News - Tri thức trực tuyến(2025年4月28日)
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